新型コロナの秋の接種券が、各個人に苫小牧市から配送されております。
新型コロナウイルスが5類に感染症に変更になり、各種行事やイベントが活発になり、マスク装着の義務も解除になっています(医療機関の受診では必要です)。
まるで、コロナ禍が終わったかのような印象を持たれるかと思いますが、現在は、インフルエンザとコロナの両方が急増しており、学校では、学級閉鎖が相次いでいます。
(上記クリックで、コロナの現状の解説ページにリンクします)
現在のコロナ感染症は、3年前のような発熱や味覚・嗅覚障害を伴わず、熱は36度台後半から37度程度、鼻汁・咽頭痛・咳など、風邪と区別がつきにくい状態です。
入院患者さんも相変わらず多数いますし、免疫力の無い小児、ワクチン接種を受けていない小中学生は罹患(りかん)者数が増えており、循環器や呼吸器に基礎疾患があったり、免疫抑制治療を行ってる方、睡眠時無呼吸症候群の方などは、感染すると重症化のリスクが高いことは、変わりありません。
これから、年末年始を迎え、更に受験シーズンに入ります。
受験生は、試験日近くでの重症化を予防するために、接種をお勧めいたします。
また、妊婦さん・授乳婦さんも、重症化リスクが高いので、通院中の産科の先生に確認の上で接種することをお勧めいたします。
(妊婦さん・授乳婦さんのワクチン接種情報は、上記をクリック)
これから、冬休み、年末年始、進学の受験、など、行事が多数控えていらっしゃると思います。
公費での無料接種は、今回が最後となる見込みです
(次回からは自費接種となる予定です)。
接種を希望の方には、接種枠を確保しております。
(市から送付された接種医療機関には当院は掲載されていませんが、接種可能です)。
接種を希望の方は、受付窓口または電話にてご相談ください
(受付時間内で対応しております)。